篠ノ井有線放送

信州花暦 ( 春の園芸作業・柿の接ぎ木 )

園芸研究家  矢澤秀成さん

春の園芸作業・柿の接ぎ木

春の園芸作業         2020.3月放送


 雪の少ない冬となりましたが、春先の積雪に驚いた方も多いのではないでしょうか?

 新型コロナウィルスの影響でたくさんのイベントが中止になっていますが、4月に入ると赤や黄色・ピンク・・・と様々な花が咲き始め春一色となります。こんな時期だからこそ、色んな花を楽しみましょう。

 この時期の植物の管理としては、植物を日光や風に当てることにより、病気に強くすることができます。
 水くれのポイントとして、地面(鉢の土)が乾いたら水をたっぷりあげましょう。

 信州は山野草も人気があります。地面から芽が顔を出すところからしっかり見て欲しいです。やがて蕾をつけ、花が咲く様子を楽しんでください。
 花が終わった後は、葉がぐんぐん成長します。インターネットなどでその植物に適した管理方法を確認してから、十分に日に当てる・日陰に置く・・・などの管理をしましょう。

柿の接ぎ木

 
 渋柿の木に甘柿の木を接ぎ木すると甘柿が実り収穫することができます。

1.渋柿の木が台木となります。鉛筆よりひとまわりぐらい太い枝を選びます。

2.1の枝より少し小さい甘柿の枝(穂木)を選びます。

3.穂木の接ぐ部分をくさび状に削ります。

4.台木の枝を切って割ります。(切り込みを入れます)

5.台木と穂木の形成層がしっかりと合うように差し込み、
  接ぎ木テープで巻きます。

 接ぎ木に慣れるまでは成功率は低いです。何度かチャレンジして
 失敗を重ねるうちにこつを掴み、上手に接ぎ木ができるようになります。
 


矢澤 秀成さんからのメッセージ

 新型コロナウィルスの影響で大変な時期ではありますが、お庭に出て
窓を開けて桜や色々な花や植物を見て、心を温かくして頑張りましょう!!