南条不動尊節分縁日
― 「福は~~うち 鬼は~~外」 ―
取材ノート
平成31年2月3日(日)
南条不動尊節分縁日が開かれました。
南条不動尊堂のまわりには、おでんや甘酒・花・焼きいもの屋台も並び、
地域の皆さんが大勢参拝に訪れました。
参拝に訪れた人は「この節分縁日が楽しみ。心のよりどころです!」と話し、
お札やダルマを手にしながら嬉しそうにおまいりしていました。
この日午後は、奉賛会のメンバーが、赤鬼・青鬼・恵比寿・大黒天の装いを身に
まとい、南条区の各家と未就学児が集まる子育て支援施設このゆびとまれをはじめ
とする事業所・篠ノ井駅前通り商店街などを回り、
「福はうち~~ 福はうち~~ 鬼は外~~」と豆をまき、
たくさんの『福』を呼び込みました。
ー 南条不動尊の由来 ―
昭和8年2月、区内の有志により、国の復興・地方産業の発展・併せて住民の安全繁栄のため、成田山不動尊の御分体を篠ノ井南条区に安置する計画が立てられました。
時の区総代を中心に区内有志の協力を得て、成田山に御分体を招請し、祈願をして、同年5月8日不動尊堂(現公民館)に奉迎安置されました。
お不動さんは、広く世に知られております様に、正義を以って世を正し、災害のすべてを、人々のまことによって、未然に防ぐあらたかな仏様です。