信州花暦 ( 山菜 )
園芸研究家 矢澤秀成さん
山菜
2021.4月放送
山菜
今年は信州も桜の開花が早く、3月下旬には咲き始め入学式の頃には満開を迎えていました。
桜の花のシーズンが終わるといよいよ山菜の季節となります。
信州は色々な山菜が手に入ります。
子どもの頃には苦手だったあの独特の苦みが、大人になるとなんとも言えずクセになりますよね。
山菜にはわらび・ぜんまい・タラの芽・ノビロ・コシアブラ・ふきのとう・うど・コゴミ・うるいなど色々なものがあります。それぞれ重曹を入れて茹でたり、天ぷらにしたりごま和えや酢味噌和えにしたり・・・と美味しい食べ方がありますね。
山菜採りで忘れてはいけないこと・・・
それは、自然からのお裾分けをいただくという謙虚な気持ち。
決して全部採ってしまってあらしてはいけないのです。
来年のために芽を残す・他の動物たちのためにも少し残してあげる・・・などの気持ちが大切ですね。
山に入る時には必ず山菜などの植物に詳しい人と一緒に行きましょう。
毎年、山菜と間違えて食べてはいけないものを食べてしまう事故なども起こっています。
その他には、この時期には毛虫もいますので長袖・長ズボン・山用の靴・手袋など装備をしっかりと整えてから山に入りましょう。
矢澤 秀成さんからのメッセージ
八重桜の季節を過ぎるといよいよ種まきシーズンに突入です。
皆さんも是非、めずらしい野菜や新しい種類の花などの種を蒔いてチャレンジしてみてくださいね。