信州花暦 (鉢みかん・シモバシラ)
園芸研究家 矢澤秀成さん
鉢みかん・シモバシラ
2021.12月放送
鉢みかん
矢澤さんは、2021年も色々な新しい植物との出会いがあったそうです。
印象に残ったのは、3年前から育てている鉢みかん(温州みかん)がたくさんの実をつけたことだそうです。
初夏に花を咲かせた鉢みかん、11月には青い実がなり、それを家の中に入れ窓辺に置いておいたところ次第にに色付き、家の中でミカン狩りができるほど、甘くて美味しいみかんがたくさん収穫できたそうです。
シモバシラ
寒さが厳しいこの時期に、花以外にも楽しめる植物があります。
皆さんは『シモバシラ』というサルビアの仲間の植物をご存じでしょうか?
寒い冬の朝、枯れたシモバシラの茎の根元が霜柱に覆われた光景は神秘的でとても美しいものです。
茶臼山自然植物園にも『シモバシラ』が植えてありますので、寒い日の午前中に『シモバシラの霜柱』を探しに行ってみるのも良いですね。
山野草のお店やインターネットでも入手することができますので、ご興味のある方は育ててみるのも良いですね。
≪ 園芸作業 ≫
広葉樹は寒くなると葉を落として冬の間は休眠します。
常緑樹は、冬の間も休むことなく寒さに耐えています。寒さの厳しいこの時期は、剪定はしないようにしましょう。
窓辺に置いた植物は、夜間はとても冷え込みますので、部屋の奥の方に入れてカーテンなどで冷気を遮断して守ってあげましょう。
矢澤 秀成さんからのメッセージ
来年は、今年以上にもっと良い年になるように頑張りましょう!!