信州花暦 ( 冬の園芸作業・お正月の寄せ植え )
園芸研究家 矢澤秀成さん
冬の園芸作業・お正月の寄せ植え
冬の園芸作業 2019.12月放送
この冬は暖冬傾向にあり、この時期にしては11月から温かい日が続いて
おり、時々寒い日があるかな・・・といった感じです。
本来であれば、この時期長野では山茶花は凍みてしまうのですが、今年は
綺麗に咲いています。
しかし、『暖冬だから・・・』と言って油断していると、突然どか雪が
降ったりします。
皆さんも、暖かい今のうちに雪つりをしたり、ロープで木を縛る
(しぼり)などして、雪の重みで木の枝が折れてしまわないように対策を
しておきましょう。
お正月の寄せ植え
花が少なくなるこの時期、彩りを添えるお正月の寄せ植えを作ってみては
いかがでしょうか?
松竹梅に千両・万両・福寿草などを合わせて、土の空いているスペースに
は白石を敷き詰めるとおめでたい素敵なお正月の寄せ植えができます。
寄せ植えの鉢もプラスチックや陶器など、色々な種類がありますので、お気
に入りの鉢に植え付けてみるのも楽しいですね。
寄せ植えに使った植物は、お正月が過ぎたら分けて庭に植えて、大切に育
てましょう。
1月の園芸作業
1月・・・長野は土も凍ってしまいます。
この時期は、咋シーズン採っておいた種の整理をしたり、
『春が来たらこんな花壇を作ろう!!』
『こんな植物を育ててみよう!!』
とイメージを膨らませながら、種を入手したりプランを練るなど
屋内でできる作業をしましょう!!
矢澤 秀成さんからのメッセージ
空気が乾燥する季節です。
人は喉の調子が悪くなり、地面も霜柱ができると土の中の水分が
抜けてしまいカラカラに乾いてしまいます。
植物を植えてある地面を時々触ってみて、乾燥していたら少し
湿らせてあげましょう!!