信州花暦
( 秋の1年草≪ビオラ・パンジー≫・紅葉 )
園芸研究家 矢澤秀成さん
秋の1年草
2022.10月放送
ビオラ・パンジー
≪ビオラ・パンジー≫
秋の1年草というと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?
秋の1年草の中で代表的なものと言えば、ビオラ・パンジーなどではないでしょうか。
これからの季節、だんだん寒くなってくると気持ちまで沈みがちになってしまいますが、ピンク・赤・オレンジなど暖色系の色を取り入れたビオラやパンジーの寄せ植えを作って、生活に彩を添えてみてはいかがでしょうか。
苗選びのポイントとして、9月に入荷した残りの苗ではなく、10月下旬に入荷した新しくて元気な苗を選ぶようにしましょう。
寄せ植えのデザインとしては、アリッサムなども取り入れて高低差をつけたり、ビオラだけの背の低いものも良いですね。
気温が低くなってきて、外に出るのが億劫になってしまう季節ではありますが、お花が植えてあるとウキウキした気分で外に出たり手入れをすることができるので、皆さんも是非ビオラやパンジーの寄せ植えを作ってみてくださいね。
紅葉
矢澤さんは、毎年10月下旬になるとカラマツ林の紅葉を観に行くのが恒例行事になっているそうです。カラマツの葉が下に落ちて、夕日に照らされるとキラキラと金色に輝くのだそうです。
『信州のカラマツの紅葉は本当に綺麗で、あんなに美しいものはない。』と話していらっしゃいました。
皆さんも近くの神社や公園に出かけて、信州の美しい紅葉を楽しんでくださいね。
園芸作業
9月のお彼岸の頃に種まきした植物が芽を出し、本葉を出していよいよ植え替えのシーズンとなりました。
寒さが厳しくなる前に植え替え作業を済ませましょう。
戸外で作業をする時には、しっかりと防寒対策をしてから取り掛かりましょう。