信州花暦
( 干支と植物 )
園芸研究家 矢澤秀成さん
干支と植物
2024.1月放送
阪神タイガース優勝
阪神・・・と言えば『虎』。
昨年、38年ぶりに阪神タイガースが日本一になりました。
阪神ファンの矢澤さんもとても嬉しかったそうです。
そして今年は辰年。
矢澤さんが管理している植物園でも、1月には毎年その年の干支にちなんだ植物を飾ったり、写真の展示をされているそうです。
干支と植物
今年は辰年ということで、龍にちなんだ植物として『龍のひげ』『タッカ』などがあげられます。
『タッカ』は花の顔(?)が龍に似ています。
皆さんも毎年、その年の干支にちなんだ植物を集めて植えることで、12年後には全ての干支をそろえることができるかもしれませんね。
園芸作業
長野のこの時期は地面が凍りついているので、まだ植物の植え付けをすることはできません。
インターネットで検索して、今年はどんな花壇をつくろうか、どんな色の花を植えようか・・・と図面を描いてしっかりと計画を立てましょう。
矢澤さんは土留めとなる植物をそろえたいそうです。
ヤブランや龍のひげ等、色々な宿根草で土留めを作る予定だそうです。
辰年・・・『龍』だけに『矢澤流』で検討中・・・。
皆さんも『自己流』で楽しめる花壇を計画してみましょう!
この時期、ビオラやパンジーの鉢植えを育てていると鉢の土が寒さで凍りついてしまいます。そうすると、水をあげても土が水を吸収することができません。そのまま放置すると水不足で枯れてしまいます。そんな時は、その鉢植えを一晩玄関の中に入れてあげましょう。そして翌朝、鉢の表面が解凍された状態でたっぷり水を与えましょう。その後また外に出してあげることでしっかり吸水することができるので枯れることはないでしょう。
矢澤秀成さんからのメッセージ
一年で寒さが一番厳しい時期となりました。
まだ雪が積もることもあるでしょう。
常緑樹はそのままにしておくと、雪の重みで折れてしまいます。
雪が降ったら雪をしっかり落としてあげましょう。